たなかblog

田中法務事務所 田中由佳による行政書士ダイヤリー

カテゴリー: 成年後見制度 (1ページ / 4ページ)

家族信託ってなに?

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

台風が過ぎ去り、爽やかな秋の天気です。
秋はイベントが多い時期ですが、
私が理事を務める越谷成年後見支援センターも、
今月、本年度第2回目の市民講座を開催します。

昨年より年2回と開催回数を変更しましたが、通算して36回目の講座となりました。
内容についても後見制度から周辺知識へと、広く役立つ知識をお伝えしたく、今回は「家族信託」についてです。

家族信託は新しい相続対策ともいえます。
老後の財産管理や資産承継のための新しい仕組みで、
財産の保有者が、契約や遺言によって自分の財産を家族など信頼できる相手(受託者)にへ移転し、受託者は契約等で決められた特定の人(受益者)のためにその財産を管理・処分する仕組みです。

この家族信託の講座は以下のとおり開催します。

日時 平成26年10月18日(土)
    午後2時〜3時
会場 越谷市市民活動支援センター5階活動室
定員 30名
参加費300円(資料代)
事前申込みは不要

相続対策として、または老後のために家族信託を知りたい!という方は、
ぜひご参加下さい。

認知症サポーター養成講座

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

認知症サポーター養成講座をご存知ですか。

私は先日、受講してきました。

認知症のこと、理解していたつもりでも新たに得た知識がいくつもありました。
見当識障害のこと、実行障害など。
大事なことばかりです。

普段生活する中で、認知症らしき人に出会った場合、どう対応したらいいのか。
どのような行動をとっていたら認知症なのかなど。
多くの方に受講して頂き、地域でサポートできたら安心して生活ができるのではないかと思いました。
認知症となった場合、成年後見制度などで支えるのも一つの方法かもしれませんが、予防から考えるもの大事です。
この講座では認知症の知識から予防、事例までを広く学べます。

この講座を受講すると認知症サポーター証とオレンジのリングがもらえます。
カード裏面には対応の心得やポイントが記載されています。
1.驚かせない
2.急がせない
3.自尊心を傷つけない
など。

埼玉県では420万人以上、
越谷市では8,800人以上の方が受講されているそうです。

市民公開講座「成年後見制度の基礎知識」

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

コスモス埼玉「市民公開講座」と「無料相談会」のご案内です。

一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター(コスモス埼玉)は、成年後見制度の正しい理解と普及を目的として活動している団体です。
この度、後見制度について分かりやすく説明し、相談に応じる「講座」と「無料相談会」を開催いたします。

日時 平成25年7月23日(火)
   13時30分〜14時30分 講座
   14時40分〜16時30分 無料相談会

場所 越谷市中央市民会館4階 第14、15会議室

参加費は無料で、事前申込も不要です。

講師はコスモス埼玉の会員でもある私、田中です。

無料相談会では後見制度に関することだけでなく、「相続」や「遺言」などの相談にも応じます。コスモス埼玉は、日本行政書士連合会が母体であり、会員は皆、行政書士ですのでご安心下さい。

明日のご参加お待ちしております。
    

選挙権と後見制度

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

先日、東京地裁で後見制度に関する裁判がありました。
それは、後見人がつくと選挙権が失われるという事に対するものです。

知的障害がある女性が、成年後見人がついたため選挙権を失い、国に選挙権の確認を求めた訴訟でしたが、
東京地裁は、「後見人がつくと選挙権が自動的に失われるとした公職選挙法の規定は違憲である」との判断をしました。

成年後見人がついても、判断能力の程度は人によりますし、
財産管理は難しくても、選挙権を行使することとは関係ないように思います。
成年後見制度の基本理念である、「自己決定の尊重」、「残存する能力の活用」、「ノーマライゼーション」からみても、妥当な判決ではないでしょうか。

成年後見制度は禁治産制度にかわり、2000年に出来た制度ですが、
まだまだ改正が必要に思います。
利用者が10万人を超えている制度ですので、
より良い制度になっていくことに期待したいです。

越谷市民活動支援センター

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

年始から慌しい日が過ぎ、気付くともう2月です。

先週は越谷協働フェスタへの参加や終活セミナーなど、イベント続きでした。
協働フェスタは越谷成年後見支援センターで毎年参加しており、恒例行事です。
後見制度をパネルの展示と相談コーナーを設ける形で紹介しました。

そして、明日2月2日(土)は成年後見市民講座を開催いたします。
越谷市民活動支援センター5階にて、14時からです。
後見制度をパネルで理解して頂くのは少々難いのですが、市民講座であれば分かりやすいと思います。講座終了後には無料相談も行っています。

越谷市民活動支援センターが入る越谷ツインシティもテナントが増えてきましたね。
オープン当初はガランとしており寂しい雰囲気がありましたが、最近は店舗が入って段々と賑やかになってきました。
年始に居酒屋やファミリーレストランを利用しましたが人がたくさん入っており、案内まで待つほどです。

越谷がどんどん盛り上がってくることを期待したいです。

葬儀費用はいくらかかるか?

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

連休が明けて一気に涼しくなってきましたね。
季節の変わり目です。

先日は被後見人のご家族の葬儀がありました。
急なことでしたので準備が大変でした。
よく葬儀社のセミナーなどで「事前準備をしておかないと費用が多くかかりますよ」と
聞きますが一理あると思いました。

いざとなると、家族の場合は悲しみで頭が真っ白になったり、落ちついて葬儀のことまで考えられなかったりするので、病院や葬儀社に言われるままになることもあるでしょうし、
病院・菩提寺などには指定業者があるところもあるので、事前の確認は必要ではないでしょうか。

とくに家族葬などど打ち出している「安価のパッケージ料金」には含まれていない費用があります。
火葬に関する費用、搬送代など。
斎場が民間か公営かにもよりますが以外とかかります。
これらパッケージに含まれていなかった費用もあとから請求されますが、
丁寧に説明してくれる葬儀社とそうでない葬儀社があるようです。
ちなみに今回はとても丁寧に説明してくれる葬儀社でした。

菩提寺の有無など、人によってかかる費用は様々です。
葬儀費用がいくらかかるのか。
ざっくりでも把握しておくと余分な費用がかからないかもしれません。

任意後見制度

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今日は任意後見制度の研修へ行ってきました。

任意後見制度とは、法定後見とは違い、当事者間の契約に基づいてするものです。
本人の判断能力が欠けてくる前、元気なときに、自分で後見人をお願いしたい人、受けたい支援の内容やそれにかかる費用を決め、当事者間で公正証書にて契約をします。
あくまでも本人の意思に基づくものです。

任意後見の場合は判断能力が欠けていなくても、病気になったときや身体が不自由になったとき、契約に基づいて支援を受けることができます。
また、本人が亡くなったあとのことも、死後の事務委任を利用して、葬儀や埋葬、各種事務の精算、家の整理など、希望する支援を依頼できます。

任意後見の利用を考える方の生活環境や状況は様々です。
1人暮らしといっても背景が色々で、何度聞いても勉強になります。
長丁場の研修でしたが有意義でした。

認知症の治療薬と受診

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

今日の日経新聞に「認知症の進行抑止への新薬」が、開発される旨の記事が出ていました。
これまでの治療薬(アリセプトが一般的)は認知症の症状の悪化を遅くするものでしたが、
この新薬が開発されると症状の悪化が止められる効果が見込まれているそうです。
また、認知機能が回復されるものや、アルツハイマーになる可能性が高い人を見つける診断薬、予防薬の治験も進めてられているようです。
これらの新薬が早くできれば、様々な面での高齢化対策になるかもしれません。

しかし、現状の問題として、認知症の治療薬を服薬していない人も多数います。
高齢者の方は、自分が記憶力がなくなっていくことに不安があっても、そのことに対して受診を拒む方も多いからです。
薬を飲めば症状が悪化しないとお話ししたり、家族が説得しても受診したがらなかったりします。
施設への通所でも同様で、人と会ったり接するのを拒んだりするかたの支援は難しいです。

いい薬や施設・支援があっても難しい問題です。

越谷成年後見市民講座(8月4日)

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

とても暑い日が続きます。
節電も大事なことですが熱中症対策も必要ですね。
とくに日中、高齢者が1人で自宅にいる場合、
周囲の方はぜひ、気にかけて下さい。

さて、今週土曜日はNPO法人越谷成年後見支援センター主催の市民講座がが開催されます。

日時:8月4日(土)14時より
場所:越谷中央市民会館5階会議室
講座:具体的な事例からみた成年後見制度の上手な使い方」
講師:金田勝治(当法人理事)

講師の金田先生の話は分かりやすいので、初めて後見制度の話を聞く方にはおすすめです。

講座のあとは個別無料相談も行います。

民生委員とは?

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

先週、南越谷地区の民生委員・児童委員協議会の皆様の講習会にて、
成年後見制度の講義をさせて頂きました。
講義には50名近くの民生委員さん達が参加され、多くの質問も出て、後見制度に対する意識の高さが伺えました。

そもそも「民生委員」とは、厚生労働大臣から委嘱され、
(実際は市町村長の委嘱による推薦委員会による推薦となるので名誉職です。)
それぞれの地域において、住民の立場に立って相談に応じたり、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であります。
(民生委員は児童委員も兼ねています)

民生委員は、社会奉仕の精神をもっての活動なので無給です。
大変な社会奉仕です。

子供たちのために地域をパトロールしたり、1人暮らしの高齢者宅を訪問して相談を受けたりと、地域には欠かせない方々なのですよ。

1 / 4ページ

Powered by WordPress & Theme by Anders Norén