こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今日は朝から冷たい雨が降っています。
気温は10度程度で1月並み。寒いわけです。

さて、昨年に改正された入管法(出入国管理及び難民認定法)についての研修に参加してきました。
改正法においては、在留カードの交付を始めとし、新たな在留管理制度が導入されます。
新たな制度になると、外国人登録制度が廃止され、在留カードでの管理に一本化されます。
今までは、入管法に基づいて入国管理官署と、外国人登録法に基づいて市町村がと、それぞれ情報の管理を行っていましたが、新しい制度ではこれをひとつにまとめて情報を管理します。

これに伴い、在留期間の上限が3年から最長5年へとなったり、一年以内に再入国する場合の再入国手続が原則不要となったりと、
適法に在留する外国人の方には便利になります。

また、新しい在留カードにはICチップが搭載されるので、偽変造しにくくなり、不法入国・滞在も減ってくるのではないでしょうか。

少子化が著しい日本では、これから定住外国人が増えてくることと思います。
また、日本で起業する外国人の方も増えてきますね。