こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

難民条約と難民認定申請の研修会に行ってきました。
この研修会では国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の方から、難民申請についての現状や生の声を聞くことができました。

そもそも難民ってどんな方なのでしょうか。
簡単に言うと特別なタイプの外国人の方で、「迫害を受けるおそれがあるという十分に理由のある恐怖を有するために、国籍外の外にいる者で、その国籍国の保護を受けることができない者・・・など」と定義されています。
また、ソマリアなど、武力戦争から逃れている方も含まれます。

現状ではこういった難民の方はNGOやUNHCRなどの協力を得て、難民申請をしているようですが、その後の日本での生活を考えると、私達、行政書士でもお手伝いできること、役割があるように思いました。

申請件数も昨年は約1200件と、年々増えています。
しかし、申請しても認定される数は少なく、ハードルが高いようですが、
人道配慮による在留もあります。

言語の問題もあるので、なかなか大変な役割になると思いますが、
特に、難民認定後の生活に対する手続(仕事のことや家族のこと)など、行政書士に出来るお手伝いは、やって行きたいと思いました。