たなかblog

田中法務事務所 田中由佳による行政書士ダイヤリー

月別: 10月 2014

観光ビザの緩和効果

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

最近、都内で多くの外国人の方をみかけます。
個人観光ビザの緩和効果でしょうか、中国を始め、様々な国の方がたくさん観光しています。

観光の場合はビザ不要が多いのでなじみの無い方がいるかと思いますが、通常は外国への出入国はビザが必要です。
日本への出入国も30日未満や90日未満などの短期の場合でも原則、必要です。(観光の場合は上記のように緩和があります)
そして、ビザは在留資格といって、20種類以上ある中からそれぞれの活動目的にあったものを取得する必要があります。
ビザは大別して、労働ができる資格、できない資格があり、所定の目的以外の活動をすることはできません。
例えば、留学ビザを持っている学生は労働することができず、(一定時間の除外あり)学校を卒業して日本で就職する場合には仕事の目的にあったビザに変更する必要があります。
身分系の在留資格(日本人の配偶者・永住者等)であれば、就労の制限はありませんが、誰でも取得できるわけではありません。
また、取得のためには多くの書類が必要です。

今後は観光だけでなく、就労目的で来日される方も増えると思います。
雇用主である企業側もビザを始め諸条件等、ご注意くださいませ。

家族信託ってなに?

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

台風が過ぎ去り、爽やかな秋の天気です。
秋はイベントが多い時期ですが、
私が理事を務める越谷成年後見支援センターも、
今月、本年度第2回目の市民講座を開催します。

昨年より年2回と開催回数を変更しましたが、通算して36回目の講座となりました。
内容についても後見制度から周辺知識へと、広く役立つ知識をお伝えしたく、今回は「家族信託」についてです。

家族信託は新しい相続対策ともいえます。
老後の財産管理や資産承継のための新しい仕組みで、
財産の保有者が、契約や遺言によって自分の財産を家族など信頼できる相手(受託者)にへ移転し、受託者は契約等で決められた特定の人(受益者)のためにその財産を管理・処分する仕組みです。

この家族信託の講座は以下のとおり開催します。

日時 平成26年10月18日(土)
    午後2時〜3時
会場 越谷市市民活動支援センター5階活動室
定員 30名
参加費300円(資料代)
事前申込みは不要

相続対策として、または老後のために家族信託を知りたい!という方は、
ぜひご参加下さい。

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