こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

七夕が過ぎ、いよいよ暑くなってきました。
梅雨明けはもうすぐでしょうか。

今日は被後見人のお宅へ行ってきました。
暑くなったり涼しくなったりと安定しない天候が続き、体調が心配でしたがお元気そうでした。

成年後見人の仕事は一般的に財産管理と身上監護といいますが、
実際にどんなことをするのかというと、
預貯金の払戻(年金の受け取り)や、介護サービスの契約・病院への入院契約、要介護認定の申請、日用品の買物まであります。

今日お会いした方の具体例でいうと、
定期的な訪問で本人との面会、年金の払い戻し、介護施設への支払い、ヘルパーさんの支払い。これらが定期的なもの。
不定期なものとして、
地代の支払い、お寺への支払い(清掃料や護持費)、保険の請求、介護認定の変更手続など、毎月違う事務もあります。

今日もまだ終わっていない相続手続があったので、その件に関する事をと。
といった具合で、毎月同じという訳にはいきません。
また、被後見人によっても内容は違います。

成年後見制度については、最近、周囲の理解がだいぶ進んできたように思います。
以前は金融機関にいっても、「え、成年後見制度ですか?、少々お待ち下さい」といって、担当者が慌て、手続に1時間以上待たされたりしましたが、ここのところだいぶスムーズになってきました。

また、最近は様々な企業や団体でも講習が行われているようです。
私も、11日(水)には、南越谷地区の民生委員と児童委員協議会メンバーの方を対象にした成年後見制度の講義を行います。

少しでも多くの方にこの制度を知って頂ければと思っております。