こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今日は世界保健デーです。
WHOの設立を記念する日ですが、なんとも寒く、身体には悪い天気です。

さて、ここ最近相続の相談を受けることが多くあります。
相続については個々様々で、同じ案件というのはないのですが、
結論から申しますと、遺言を書いた方が残された方々がもめずにすみます。
日本ではまだまだ遺言を書くことはポピュラーではないですが、欧米では5〜6割の方が遺言を作成しています。
「うちはそんなに財産がないから・・」と、思っていても意外なことからもめることもあります。
残された方々のためにご自身の思いを遺すのも必要かもしれませんね。

「相続が争族になる」という言葉があるとおり、結構もめごとがあるものです。
最近は遺言に関する色々な書籍も出ていますので、できれば遺言は遺した方がいいと思います。
ちなみに遺言は意思能力がないとできないので、公正証書遺言の場合は痴呆症の症状などが見られると、遺言能力がないと判断されます。
そういう方を公証役場に連れて行っても遺言書の作成は難しいので、良識ある判断が大事です。

遺言なんて縁起でもないと思われがちですが、遺された人にとっては、遺言があった方がいいことだと思います。