たなかblog

田中法務事務所 田中由佳による行政書士ダイヤリー

月別: 7月 2012

越谷成年後見市民講座(8月4日)

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

とても暑い日が続きます。
節電も大事なことですが熱中症対策も必要ですね。
とくに日中、高齢者が1人で自宅にいる場合、
周囲の方はぜひ、気にかけて下さい。

さて、今週土曜日はNPO法人越谷成年後見支援センター主催の市民講座がが開催されます。

日時:8月4日(土)14時より
場所:越谷中央市民会館5階会議室
講座:具体的な事例からみた成年後見制度の上手な使い方」
講師:金田勝治(当法人理事)

講師の金田先生の話は分かりやすいので、初めて後見制度の話を聞く方にはおすすめです。

講座のあとは個別無料相談も行います。

ダーツバーと風営法

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

先日、ダーツバーが立件されたニュースがありました。
このバーは風営法の許可を取らず、無許可で営業していたようです。
「ダーツバーに風営法の許可がいるの?」と思ってしまう方もいるかと思いますが、
バーであっても規程の面積以上にデジタルダーツ機を設置する場合はゲームセンターと同様に、風営法の許可が必要になります。
今回のように得点が自動表示されるデジタルダーツ機は風営法上の遊技機に該当するので、
設置面積によっては8号営業の許可が必要です。

スナックなどを風営法の許可を取らずに摘発される話はよく聞きますが、
ダーツバーで立件とは少々驚きました。
立件の前に改善措置の警告があったようですが、警察の取り締まりは厳しくなっているのですね。
接待行為のないバーであっても風営法の許可が必要な場合がありますし、居酒屋等であっても深夜0時以降に酒類を提供するには、深夜における酒類提供飲食店の届出が必要です。
もし、知らずに営んだ場合でも警察から改善措置の警告を受ける前に、状況を改善しましょう。
商いは法令遵守です。

越谷花火大会2012

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

梅雨が明け、夏らしい天気となってきました。
夏の風物詩といえば「花火」です。

今週28日(土)は、越谷花火大会が開催されます。
越谷の花火大会は2年ぶりの開催なので楽しみです。
19時より、越谷中央市民会館前の葛西用水中土手から上げられます。

おすすめ観覧スポットは、しらこばと橋より東の元荒川沿いの土手。
中央市民会館近くは大変混みますので、少し離れた土手のあたりがお勧めです。
遮る建物もないし、落ち着いて見れます。
但し、出店等はありませんのでビール片手に観覧する場合は、持参する必要があります。
出店がたくさんあるのも気分がでますが、ゆっくり花火も見るのもいいものです。

ちなみに隅田川花火大会も同日7月28日(土)、
東京湾大華火祭は8月12日(日)に開催されます。

楽しみです。

民生委員とは?

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

先週、南越谷地区の民生委員・児童委員協議会の皆様の講習会にて、
成年後見制度の講義をさせて頂きました。
講義には50名近くの民生委員さん達が参加され、多くの質問も出て、後見制度に対する意識の高さが伺えました。

そもそも「民生委員」とは、厚生労働大臣から委嘱され、
(実際は市町村長の委嘱による推薦委員会による推薦となるので名誉職です。)
それぞれの地域において、住民の立場に立って相談に応じたり、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であります。
(民生委員は児童委員も兼ねています)

民生委員は、社会奉仕の精神をもっての活動なので無給です。
大変な社会奉仕です。

子供たちのために地域をパトロールしたり、1人暮らしの高齢者宅を訪問して相談を受けたりと、地域には欠かせない方々なのですよ。

改正入管法スタート

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

昨日より、新しい入管制度がスタートしました。
在留カードについては初日でトラブルもあったようですが、順次発行されているようです。

東日本大震災以降、在留外国人が減りましたが、最近はまた増えてきたように思います。
とくに越谷では中国人の方が多く、投資経営ビザの相談を多く受けます。

投資経営ビザの一番の問題は費用の問題です。
店舗や事務所を借りて内装工事を終えた、仕入れやその他の投資をしたなど。
大きな投資をした後に、万が一、ビザが不許可になったら・・。
準備した会社や店舗を処分しなければならない事態になり、金銭的な損失が大きいです。

このような事態にならないように、出来れば各種手続きや準備を始めるまえに相談して頂きたいです。

「家族滞在だが離婚に至りそう・・」なども同様です。
子供の状況等があり、帰国できないような場合は準備が肝心です。
早めに相談して下さいね。

成年後見人の仕事

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

七夕が過ぎ、いよいよ暑くなってきました。
梅雨明けはもうすぐでしょうか。

今日は被後見人のお宅へ行ってきました。
暑くなったり涼しくなったりと安定しない天候が続き、体調が心配でしたがお元気そうでした。

成年後見人の仕事は一般的に財産管理と身上監護といいますが、
実際にどんなことをするのかというと、
預貯金の払戻(年金の受け取り)や、介護サービスの契約・病院への入院契約、要介護認定の申請、日用品の買物まであります。

今日お会いした方の具体例でいうと、
定期的な訪問で本人との面会、年金の払い戻し、介護施設への支払い、ヘルパーさんの支払い。これらが定期的なもの。
不定期なものとして、
地代の支払い、お寺への支払い(清掃料や護持費)、保険の請求、介護認定の変更手続など、毎月違う事務もあります。

今日もまだ終わっていない相続手続があったので、その件に関する事をと。
といった具合で、毎月同じという訳にはいきません。
また、被後見人によっても内容は違います。

成年後見制度については、最近、周囲の理解がだいぶ進んできたように思います。
以前は金融機関にいっても、「え、成年後見制度ですか?、少々お待ち下さい」といって、担当者が慌て、手続に1時間以上待たされたりしましたが、ここのところだいぶスムーズになってきました。

また、最近は様々な企業や団体でも講習が行われているようです。
私も、11日(水)には、南越谷地区の民生委員と児童委員協議会メンバーの方を対象にした成年後見制度の講義を行います。

少しでも多くの方にこの制度を知って頂ければと思っております。

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