こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今夜は突然の大雨です。
雷もすごく、外に出ることができません。
天気予報では雨の予報は出ていなかったので、傘の用意がなく、雷雨がおさまるまで仕事をすることにします・・・。

今日は、ある自治会の勉強会に呼ばれ、成年後見制度のお話をしてきました。
勉強会は「相続・遺言」、「成年後見制度」の話と2本立てで、メインは相続の方でした。
日頃、NPO法人越谷成年後見支援センターで市民講座をやっているときは、成年後見制度に関心がある方ばかり集まって下さっていたのでいたので感じませんでしたが、
実際、今日のような場では成年後見制度を知らない人がまだまだ多くいて、
後見制度の普及活動を頑張らなくては・・と感じた1日でした。

たしかに「相続」は誰にでも起こることで、相続に関する知識や、遺言などの事前準備は必要です。
資産の大小に係らず、むしろ今は資産の少ない場合の方が、家族環境の変化により、もめることが多いかもしれません。

「遠くの親戚より近くの知人」という言葉がありますが、
相続は遺言がなければ、被相続人(亡くなった方)の意思や交友関係とは関係なく、法律で決められた人に決められた分がいく仕組みになっています。
本当に自分がお世話になった方へ最後の意志を遺すためには、遺言は書いた方がいいと思います。