たなかblog

田中法務事務所 田中由佳による行政書士ダイヤリー

月別: 2月 2013

建設業許可(社会保険の加入について)

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

昨日は行政書士会越谷支部の研修でした。
今回のテーマは建設業許可の実務です。

建設業許可は昨年11月から改正されているので、改正点を含む基本的な要件の再確認でした。社会保険等の加入についての確認資料などや、未加入の場合の許可権者(埼玉県)からの指導についてです。

現在は社会保険等が未加入でも建設業許可の新規・更新・業種追加などの申請はできますが、未加入の場合は県より指導書が出て、再度、加入への進捗状況について報告を求められます。
その後の運用は県や都によっても違いがあり、詳細は未定のようですが、国土交通省では約5年後をメドに100%加入を目指しているようなので、将来的には加入していないと許可や更新は難しいかもしれません・・・。

社会保険は本来加入しなければならないもので、加入への指導も必要ですが、企業の保険料負担など、建設業者に限らず広い視野で問題へ取り組む必要があるように思います。
今回の改正で、個人事業主が法人化しなくなるのでは?という気もしてきました。
いずれにせよ、今後の動向(運用)をチェックです。

民法改正案にて

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

民法改正案にて気になる記事を見つけました。
「融資の個人保証」に関するものです。

銀行や貸金業者が中小企業などに融資する際に求めてきた個人保証について、法制審議会(法相の諮問機関)が原則として認めないとする民法改正案が検討されていることです。

個人保証とは、中小企業などが融資を受ける際に「会社が返済できなくなったら代わりに自分が返す」と、個人が貸手(金融機関)に約束することで、経営者本人や家族、親類、友人が保証人になることが多いものです。

経営者本人はともかく、家族、親類等が保証人になった場合、善意で引き受けた親族が高額な請求を受け、破産や自殺に追い込まれることもあり、一時社会問題にもなっていました。
今回の改正では個人保証は本人に限定する。裁判所が保証人の過度な負担を減免できる制度の創設など、様々な案があるようです。
中小企業支援・起業支援のためにも、いい改正になるといいですね。

越谷市民活動支援センター

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

年始から慌しい日が過ぎ、気付くともう2月です。

先週は越谷協働フェスタへの参加や終活セミナーなど、イベント続きでした。
協働フェスタは越谷成年後見支援センターで毎年参加しており、恒例行事です。
後見制度をパネルの展示と相談コーナーを設ける形で紹介しました。

そして、明日2月2日(土)は成年後見市民講座を開催いたします。
越谷市民活動支援センター5階にて、14時からです。
後見制度をパネルで理解して頂くのは少々難いのですが、市民講座であれば分かりやすいと思います。講座終了後には無料相談も行っています。

越谷市民活動支援センターが入る越谷ツインシティもテナントが増えてきましたね。
オープン当初はガランとしており寂しい雰囲気がありましたが、最近は店舗が入って段々と賑やかになってきました。
年始に居酒屋やファミリーレストランを利用しましたが人がたくさん入っており、案内まで待つほどです。

越谷がどんどん盛り上がってくることを期待したいです。

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