たなかblog

田中法務事務所 田中由佳による行政書士ダイヤリー

カテゴリー: 査証(ビザ)・帰化 (2ページ / 2ページ)

改正!入管法

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今日は朝から冷たい雨が降っています。
気温は10度程度で1月並み。寒いわけです。

さて、昨年に改正された入管法(出入国管理及び難民認定法)についての研修に参加してきました。
改正法においては、在留カードの交付を始めとし、新たな在留管理制度が導入されます。
新たな制度になると、外国人登録制度が廃止され、在留カードでの管理に一本化されます。
今までは、入管法に基づいて入国管理官署と、外国人登録法に基づいて市町村がと、それぞれ情報の管理を行っていましたが、新しい制度ではこれをひとつにまとめて情報を管理します。

これに伴い、在留期間の上限が3年から最長5年へとなったり、一年以内に再入国する場合の再入国手続が原則不要となったりと、
適法に在留する外国人の方には便利になります。

また、新しい在留カードにはICチップが搭載されるので、偽変造しにくくなり、不法入国・滞在も減ってくるのではないでしょうか。

少子化が著しい日本では、これから定住外国人が増えてくることと思います。
また、日本で起業する外国人の方も増えてきますね。

外国人技能実習生に対する講習会(JITCO)

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

昨日で夏季休暇も終わり、今日から業務開始です。

この休みは休暇を利用して、JITCOが行う「法的保護情報講習の講師養成セミナー」に参加してきました。
セミナーは東京で受講したかったのですが、定員の関係上東京では受講できず、名古屋まで遠征してきました。
当日は台風4号が来ており、無事に着くか、冷や冷やものでした。

さて、その内容ですが、
今回法改正により、外国人技能実習生を受け入れている企業は外部講師による「法的保護情報研修」の実施が義務化されました。
これは、入国したばかりの外国人実習生に権利を教えるための講習です。
制度の仕組みや労働条件、災害防止、健康確保、公的保険、税金など。
実習生として働く上で、大事なことばかりです。

私もこの講習の講師として、ここ埼玉県で働く外国人実習生や、受け入れ企業のお役に立てたらと思い、セミナーを受講してきました。

この講習の詳細を知りたい方はJITCOのホームページで確認できます。
また、講習を希望する企業の方はこのホームページで、近くに講師がいるかなど、講師の情報が見られますのでご活用下さい。

中国人旅行客

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

毎日暑いですね。
日に日に気温が高くなって行きます。
日中の気温は36度以上にもなり、体温より高いです。
皆さま、熱中症にはお気をつけ下さい。

さて、「暑い」ではなく、「熱い」話です。
2013年に成田空港近くに大型アウトレット施設ができますね。
三菱地所が20万平方メートルもの敷地で施設を開業するようです。
今月1日より観光ビザ発給の条件が大幅に緩和された中国人の中間層の需要を見込んでいるようです。
実際、今月に入り、中国人の旅行者は増えています。
最近様々な中国人旅行者向けの新しいビジネスの話を耳にしますし、
上海万博も入場者が3千万人を突破したそうです。
まだまだ勢いは続くのでしょうか・・・。

一度、中国行ってみたいです。

中国人の中間層にビザ

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

昨日は母の日でした。
天気もよく、出かけるにはもってこいの1日でしたね。
しかし、今日からは気温の低い一週間だそうです。
特に朝の気温が低いようですので、寝坊に注意[:たらーっ:]です。

さて、今日は気になるニュースが2つありました。
1つ目はサッカー日本代表選手の選出です。
これは夜のニュースで結果を見ることにします。

2つ目は査証(ビザ)に関するニュースで、今朝の読売新聞に出ていたものです。
政府は中国人向けの観光ビザの発給要件を緩和して、富裕層だけでなく中間層まで発給を拡大する方針のようです。
今までは年収が25万元(350万円)以上が基準でしたが、今年の7月からは、大手のクレジットカード会社が発行するゴールドカードを所持していれば発給が認められる仕組みになります。
現在は所得申告などの公的書類の提出を義務づけていますが、今後はカードの「信用力」を判断材料とするようです。
日本では仕事をしていれば比較的簡単にカードが作れてしまうので、カードの信用力でビザの発給判断というのは微妙な気もしますが・・・。

現在、中国からの訪日者数は年間で100万人います。
経済成長が続いている中国なので、こうしてビザの発給要件を緩和することで多数の観光客が見込まれることでしょう。
外需依存の日本経済にはいい影響をもたらしてくれると思います。
また、文化を含めた日本のいいところを知ってもらう機会にもなりますね。

私も景気に沸いている中国へぜひ行ってみたいです。

医療ビザ創設について

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

昨日の日経新聞に出ていたのですが、厚労相が「医療ビザ」の創設を検討しているとか。
医療ビザは、外国人が日本で治療を受けることを目的とするもので、政府は中国など海外の富裕層が、日本で先進医療サービスを受けられるようにすることがねらいのようです。
現行の制度ではできないのかというと、短期滞在ビザを取得すれば90日間は滞在ができるので、その範囲ではできます。
ただし、健診の結果、長期入院が必要になった場合などは、滞在延長が必ず認められるわけではないので、不便はあります。
数ヶ月前には「介護ビザ」を検討しているという記事も見ましたが、どうなるのでしょうか。

日本でお金を使ってくれる外国人だけでなく、働き手も受け入れる必要はあると思います。
少子高齢化となっている日本では、色々な意味で外国人の受け入れは必要です。
自国民が優先なのもよく分かりますが、日本の将来のためによりよい制度を検討して頂きたいものです。

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