たなかblog

田中法務事務所 田中由佳による行政書士ダイヤリー

カテゴリー: 相続・遺言 (3ページ / 3ページ)

相続・遺言の勉強会

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今夜は突然の大雨です。
雷もすごく、外に出ることができません。
天気予報では雨の予報は出ていなかったので、傘の用意がなく、雷雨がおさまるまで仕事をすることにします・・・。

今日は、ある自治会の勉強会に呼ばれ、成年後見制度のお話をしてきました。
勉強会は「相続・遺言」、「成年後見制度」の話と2本立てで、メインは相続の方でした。
日頃、NPO法人越谷成年後見支援センターで市民講座をやっているときは、成年後見制度に関心がある方ばかり集まって下さっていたのでいたので感じませんでしたが、
実際、今日のような場では成年後見制度を知らない人がまだまだ多くいて、
後見制度の普及活動を頑張らなくては・・と感じた1日でした。

たしかに「相続」は誰にでも起こることで、相続に関する知識や、遺言などの事前準備は必要です。
資産の大小に係らず、むしろ今は資産の少ない場合の方が、家族環境の変化により、もめることが多いかもしれません。

「遠くの親戚より近くの知人」という言葉がありますが、
相続は遺言がなければ、被相続人(亡くなった方)の意思や交友関係とは関係なく、法律で決められた人に決められた分がいく仕組みになっています。
本当に自分がお世話になった方へ最後の意志を遺すためには、遺言は書いた方がいいと思います。

相続と日本の戸籍制度

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

今日は土曜日ですが仕事です。
朝から茨城県まで行ってきました。

相続の仕事ですが、相続は個人の方とのやりとりなので、どうしても相手の方が休みの日、
つまり土曜日・日曜日にお会いすることが多くなります。
相続の仕事は連絡のつかない相続人(様々な事情があり、一度も会ったことがないなど)がいるケースが多いのですが、人数が多いと全員に連絡を取るのが大変です。

しかし、日本の戸籍制度はよくできたもので、調べていくと当事者が分からなかったことまで分かります。

最近、江戸時代生まれの方が戸籍上は生存しているというニュースを見ますね。
幕末生まれの方が平成の世に生きていたとしたら、「歴史の謎」が紐解かれそうですが、まず、ありえません。

なぜそのような戸籍が存在するのか分かりませんが、それは特別なケースであり、
戸籍制度はよくできていると思います。
でも、これからも戸籍上生きている方がたくさん出てきそうですね。

相続の勉強会とその後

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

久しぶりに雨が降っています。
ここのところ猛烈に暑い日が続いていたので、心地の良い、涼しい夜です。

今日は有志での勉強会があり、相続について勉強をしてきました。
相続の相談は何度受けても、同じ事例はなく、毎回内容が異なります。
中には不動産や銀行関係の名義変更だけという場合もありますが、
相続人調査(相続人を探すこと)から始まることも珍しくありません。
こうなると時間がかかります。
今日のような勉強会で、色々な事例を知ることはとても勉強になります。
講師の先生、ありがとうございました。

さて、勉強会のあとは食事を兼ねた懇親会です。
私はめずらしく車で行ってしまったので、ノンアルコールでしたが、
夏らしいこんなサワーがありました。
パイナップルそのものです。

パイナップルがまるごと出てくるサワーは初めて見ました。
注文した方曰く、絞る手が痛かったそうです。
しかし、とても美味しそうでした。
飲めなかったのが残念です。

やさしく学ぶ相続手続き(越谷成年後見市民講座)

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今月に入って相続の相談や相続手続の依頼が多いです。
高齢化社会ゆえ、これからも増えていくとともに、
多くの方が、一度は直面する事案ですね。

相続は、遺言を書いたり、相続が始まる前に準備や勉強をしておけば、そんなに難しいことではありません(もちろん、難しいケースもあります)。

今度の越谷成年後見支援センターの市民講座は、相続に関することです。

「やさしく学ぶ相続手続き」として、
相続手続きのポイントについてやさしく説明します。
8月7日(土)午後2時から3時30分まで
越谷市中央市民会館5階第7会議室で行います。
参加費は無料ですが、30名までです。
また、相続手続の中で、財産処理に成年後見制度が関係してくる場合もあります。
当日は個別相談もありますので、相続や成年後見制度に関することでもどうぞ。
個別相談は上記講座のあと、午後3時30分から4時30分までです。

皆様の参加をお待ちしております。

相続税のはなし

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

週末は、相続税と贈与税についての話を聞いてきました。
税金については専門分野ではないので、詳しくは分かりませんが、遺言書作成や相続関係の書類を作るという関連業務をしているので、基本的なことが分かっているとスムーズです。
また、相続に関しては誰もが当事者(相続人)になる可能性が大です。
結構一般の方でもよく勉強されています。

とはいっても税金のしくみは難しいです。
改正もあるので、知識は常に最新のものである必要があります。
詳しく知りたい方は、やはり専門家(税理士など)に相談するのがいいと思います。

税金といえば、消費税は10%にあがるのでしょうか。
参議院選挙が間近で、気になる話題です。
事業仕分けを見ている限りでは、まだまだ絞れる無駄使いがあるように思えてなりません。
たばこ税も10月に上がります・・。

平成22年度の「路線価」公表

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

昨日、平成22年度の路線価が公表されました。
路線価とは、相続税や贈与税を算定するときに基準とされるもので、主な路線(道路)に面する標準的な宅地1?あたりの評価額のことです。

路線価は昨今の景気状況を受け2年連続で下落です。
埼玉県では所沢が14.7%減と最大の下落幅となっています。
この下落状況でも埼玉県内で一番高いのが、大宮駅西口駅前ロータリー(大宮区桜木町2丁目)で、230万円です。
わが町、越谷市は越谷駅東口駅前ロータリー(越谷市弥生町)が、48万円で、県内8位です。
家賃相場は南越谷の方が高いのですけどね・・・。
越谷駅東口は再開発工事も行っていますし、イトーヨーカドー跡地も新築工事をしています。
越谷はだんだん良くなりますね。
ちなみにイトーヨーカドー跡地はまた商業施設だそうで、ホームセンターなども入ると聞きました。
どんなお店が入るのか楽しみです。

路線価についての詳細は国税庁のホームページで確認できます。

遺言書作成する人増えてます

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

今日はいいお天気でしたね。
事務所のグリーンが窓際で日差しをたっぷりと受け、青々と育っています。

さて、話は変わりますが、最近「遺言書」を作成する人が増えているそうです。日経新聞によると、2009年に公証役場で遺言書を作成した人は約7万8000件で、10年前と比べると35%〜40%増となっています。

最近は時代の変化か、家族構成もだいぶ変わってきています。
様々な生活事情もあるので、家族のために遺言書を書くのはいいことだと思います。
相続でトラブルになると解決するのに時間がかかります。
また、人間関係も難しくなったりします。
縁起でもないとか、そんなに財産はないから。などとは考えず、自分の気持ちを遺すことのほうが大切ではないでしょうか。
自宅1件でもトラブルになるときはなります。

また、上記の数字は公証証書遺言の数なので、自筆証書遺言を入れたらもっと増えますね。
遺言書がもっと身近なものになって、争族などと言われることが少なくなるといいですね。

遺言について

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

今日は世界保健デーです。
WHOの設立を記念する日ですが、なんとも寒く、身体には悪い天気です。

さて、ここ最近相続の相談を受けることが多くあります。
相続については個々様々で、同じ案件というのはないのですが、
結論から申しますと、遺言を書いた方が残された方々がもめずにすみます。
日本ではまだまだ遺言を書くことはポピュラーではないですが、欧米では5〜6割の方が遺言を作成しています。
「うちはそんなに財産がないから・・」と、思っていても意外なことからもめることもあります。
残された方々のためにご自身の思いを遺すのも必要かもしれませんね。

「相続が争族になる」という言葉があるとおり、結構もめごとがあるものです。
最近は遺言に関する色々な書籍も出ていますので、できれば遺言は遺した方がいいと思います。
ちなみに遺言は意思能力がないとできないので、公正証書遺言の場合は痴呆症の症状などが見られると、遺言能力がないと判断されます。
そういう方を公証役場に連れて行っても遺言書の作成は難しいので、良識ある判断が大事です。

遺言なんて縁起でもないと思われがちですが、遺された人にとっては、遺言があった方がいいことだと思います。

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