たなかblog

田中法務事務所 田中由佳による行政書士ダイヤリー

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ダーツバーと風営法

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

先日、ダーツバーが立件されたニュースがありました。
このバーは風営法の許可を取らず、無許可で営業していたようです。
「ダーツバーに風営法の許可がいるの?」と思ってしまう方もいるかと思いますが、
バーであっても規程の面積以上にデジタルダーツ機を設置する場合はゲームセンターと同様に、風営法の許可が必要になります。
今回のように得点が自動表示されるデジタルダーツ機は風営法上の遊技機に該当するので、
設置面積によっては8号営業の許可が必要です。

スナックなどを風営法の許可を取らずに摘発される話はよく聞きますが、
ダーツバーで立件とは少々驚きました。
立件の前に改善措置の警告があったようですが、警察の取り締まりは厳しくなっているのですね。
接待行為のないバーであっても風営法の許可が必要な場合がありますし、居酒屋等であっても深夜0時以降に酒類を提供するには、深夜における酒類提供飲食店の届出が必要です。
もし、知らずに営んだ場合でも警察から改善措置の警告を受ける前に、状況を改善しましょう。
商いは法令遵守です。

越谷花火大会2012

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

梅雨が明け、夏らしい天気となってきました。
夏の風物詩といえば「花火」です。

今週28日(土)は、越谷花火大会が開催されます。
越谷の花火大会は2年ぶりの開催なので楽しみです。
19時より、越谷中央市民会館前の葛西用水中土手から上げられます。

おすすめ観覧スポットは、しらこばと橋より東の元荒川沿いの土手。
中央市民会館近くは大変混みますので、少し離れた土手のあたりがお勧めです。
遮る建物もないし、落ち着いて見れます。
但し、出店等はありませんのでビール片手に観覧する場合は、持参する必要があります。
出店がたくさんあるのも気分がでますが、ゆっくり花火も見るのもいいものです。

ちなみに隅田川花火大会も同日7月28日(土)、
東京湾大華火祭は8月12日(日)に開催されます。

楽しみです。

民生委員とは?

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

先週、南越谷地区の民生委員・児童委員協議会の皆様の講習会にて、
成年後見制度の講義をさせて頂きました。
講義には50名近くの民生委員さん達が参加され、多くの質問も出て、後見制度に対する意識の高さが伺えました。

そもそも「民生委員」とは、厚生労働大臣から委嘱され、
(実際は市町村長の委嘱による推薦委員会による推薦となるので名誉職です。)
それぞれの地域において、住民の立場に立って相談に応じたり、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努める方々であります。
(民生委員は児童委員も兼ねています)

民生委員は、社会奉仕の精神をもっての活動なので無給です。
大変な社会奉仕です。

子供たちのために地域をパトロールしたり、1人暮らしの高齢者宅を訪問して相談を受けたりと、地域には欠かせない方々なのですよ。

改正入管法スタート

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

昨日より、新しい入管制度がスタートしました。
在留カードについては初日でトラブルもあったようですが、順次発行されているようです。

東日本大震災以降、在留外国人が減りましたが、最近はまた増えてきたように思います。
とくに越谷では中国人の方が多く、投資経営ビザの相談を多く受けます。

投資経営ビザの一番の問題は費用の問題です。
店舗や事務所を借りて内装工事を終えた、仕入れやその他の投資をしたなど。
大きな投資をした後に、万が一、ビザが不許可になったら・・。
準備した会社や店舗を処分しなければならない事態になり、金銭的な損失が大きいです。

このような事態にならないように、出来れば各種手続きや準備を始めるまえに相談して頂きたいです。

「家族滞在だが離婚に至りそう・・」なども同様です。
子供の状況等があり、帰国できないような場合は準備が肝心です。
早めに相談して下さいね。

成年後見人の仕事

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

七夕が過ぎ、いよいよ暑くなってきました。
梅雨明けはもうすぐでしょうか。

今日は被後見人のお宅へ行ってきました。
暑くなったり涼しくなったりと安定しない天候が続き、体調が心配でしたがお元気そうでした。

成年後見人の仕事は一般的に財産管理と身上監護といいますが、
実際にどんなことをするのかというと、
預貯金の払戻(年金の受け取り)や、介護サービスの契約・病院への入院契約、要介護認定の申請、日用品の買物まであります。

今日お会いした方の具体例でいうと、
定期的な訪問で本人との面会、年金の払い戻し、介護施設への支払い、ヘルパーさんの支払い。これらが定期的なもの。
不定期なものとして、
地代の支払い、お寺への支払い(清掃料や護持費)、保険の請求、介護認定の変更手続など、毎月違う事務もあります。

今日もまだ終わっていない相続手続があったので、その件に関する事をと。
といった具合で、毎月同じという訳にはいきません。
また、被後見人によっても内容は違います。

成年後見制度については、最近、周囲の理解がだいぶ進んできたように思います。
以前は金融機関にいっても、「え、成年後見制度ですか?、少々お待ち下さい」といって、担当者が慌て、手続に1時間以上待たされたりしましたが、ここのところだいぶスムーズになってきました。

また、最近は様々な企業や団体でも講習が行われているようです。
私も、11日(水)には、南越谷地区の民生委員と児童委員協議会メンバーの方を対象にした成年後見制度の講義を行います。

少しでも多くの方にこの制度を知って頂ければと思っております。

離婚と相続

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

最近話題の相続税の話しですが、
相続税は、相続税についての基礎控除が減額され、4人に1人が課税対象になると言われています。
相続税を納めるのは大変なことですが、そのまえに「遺産分割協議」というもっと大変な作業があります。

特に前夫、前妻に子供がいた場合の相続は、配偶者の死亡により、まったく面識のない人(子)と協議をすることになります。
例えば、夫が急死した場合の「妻」の事例で、この夫婦には子どもがいないケース。
夫には離婚した前妻との間に子どもがいて、子どもは前妻が引き取ったために妻はまったく面識がない場合でも、子どもには相続人の権利があるので、この子どもと遺産分割協議をしなくてはなりません。
(前妻には相続の権利はありません)
この場合の法定相続分は2分の一ずつです。

遺産をどう分けるか協議をしないと預貯金も解約できませんし、保険金請求や不動産の名義を変えることもできません。
死後、何かとお金が必要でも自由に引き出しすることは出来ません。

また、分割協議も慎重に行わないと生活の本拠である自宅(不動産)を共有するという面倒なことにもなります。
こういうケースは「遺言」があるといいのですが、なければ遺産分割しなければ遺産を処分できなくなります。

遺言についても相続についても、何かあればご相談下さいね。

外国人へ住民票を作成

こんにちは。越谷市の行政書士、田中です。

以前、ブログで来月から入管法が一部改正されるお話しをしましたが、
それに関連して、外国人住民について、住民票が作成されるようになります。

7月9日から、住民基本台帳法の一部も改正され、外国人住民に関しても日本人と同様に住民基本台帳法が適用され、住民票が作成されます。
(外国人登録法は廃止となります)
日本人と外国人で構成される世帯は、同一世帯であれば、一緒に記載された住民票の写しなどをとることができます。

これに伴い、市役所や入国管理局への届出方法も変わります。
住所変更には日本人と同様の転出届が必要です。
また、在留資格や在留期間の変更については入国管理局のみの手続きで済むようになります。

入管法は数年に渡って改正されましたが今回が最後の改正で、
新たな在留管理制度がスタートします。
外国人登録証の変わりに在留カードが交付され、適法に中長期在留する外国人の方の利便性が向上します。

ちなみに、越谷市の登録上の外国人の数ですが、市民32万8,000人のうち外国人登録は約4,400人です(平成23年度統計)

建設業法施行規則改正と社会保険

おはようございます。越谷市の行政書士、田中です。

来月、7月1日より経営事項審査(建設業)の審査項目が変更になり、新しい基準が適用されます。
改正点は、社会保険未加入企業に対する減点幅の拡大です。
新基準では「雇用保険」「健康保険」「厚生年金」の3項目で審査を行い、未加入の場合はそれぞれにつき40点の減点となります。
今までは、「雇用保険」「健康保険及び厚生年金」の2項目でそれぞれ30点の減点でしたが、今回の改正では全て未加入の場合は120点の減点となります。

また、平成24年11月1日からは、経営事項審査だけでなく、建設業許可の新規・更新の申請時にも、新たに保険加入状況を記載した書類を提出することとなります。
本来、会社は、社会保険等への加入は義務となっているので、確認ということでしょうか。

改正についての詳細は国土交通省のホームページで確認できます。

NPO法人の事業報告書について

おはようございます。越谷市の行政書士、田中です。

関東も梅雨入りし、安定しない天気が続きます。

今月は、3月決算の会社はやっと決算が終わったところかと思いますが、
NPO法人の事業報告は今月6月中です。

NPO法人は、毎事業年度の初めの3ヶ月以内に事業報告書等を作成して、提出することが義務付けられているので、3月決算のNPO法人は今月、6月末が提出期限です。
NPO法人は活動の公益性を広く市民に判断してもらうため、活動内容、会計等を法28条に沿って情報公開しなければなりません。
所轄庁より認証され、社会からの信頼が得られやすくなっている分、情報公開によって遵守しなければならない義務です。

逆に、なんらかの活動や支援等でNPO法人を利用する場合は、この情報公開で法人の活動、会計等を確認することができます。

閲覧は、所轄庁でできますが、埼玉県でしたらインターネットの「情報ステーションNPOコバトンびん」でも確認できます。
コバトンびんは色々なイベント情報も掲載されています。
http://www.saitamaken-npo.net/database/kyoudou/index.php

エコカーテンで節電

こんばんは。越谷市の行政書士、田中です。

初夏の気候となってきました。
日中はエアコンが必要なくらい暑いです。

当事務所は西向きなので午後の室温がとても上昇します。
今夏も節電!ということで、今年もエコカーテンしました。
「ベランダにゴーヤ」です。

節電のため昨年も植えたのですが、昨年はゴーヤが実らないだけでなく、カーテンにもならずに失敗しました。
残念なゴーヤの状態を見て、お客様を始め、色々な方からアドバイスを頂いたのですが、結論として、植えた時期が遅かったようなので今年は早めに植えました。

今年は昨年以上に、役所などでゴーヤが植えられています。
埼玉県庁や市役所など、あらゆるところでゴーヤのカーテンを見ますが、
南越谷の駅前にも緑のカーテンが見えるようにがんばります。

まだまだ外からは見えませんが、南越谷の駅前を通った際には、居酒屋養老乃瀧が入っているビルの上を見上げてみて下さいね。

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